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谷川俊太郎訳詩よる「マザーグースのうた」

昭和マザーグースブームの火付け役

昭和50年頃、日本で巻き起こった
マザーグースブーム.

そのきっかけになったのがこれ、

谷川俊太郎訳詞による
「マザーグースのうた」全5集
 (1975-1976 草思社)です.

 私がマザーグースを知ったのも
 姉にこの本を勧められたから.

「学校の図書館に不思議な詞
 の絵本がある..」

そう聞かされ読んだのがこの本.

以来すっかり魅称されたわけです.

 絶妙な谷川訳.

 マザーグースが訳しにくい理由は、歌である事.また、韻を踏んでいることが上げられます.
  Rain, Rain, go to Spain
 なんでいう歌詞は、この"ain"が 韻を踏んでいるんですが、これは日本語にできない.
 (雨とスペインはなんの関係もありませんから.)

 だから、逐語訳にして韻を一切無視するか、完全な意訳としてリズムを大切にするか
 どちらかを選ぶ必要があるんですが、谷川訳は見事に中間に位置している.

 リズムがよく、また意味もほとんど一致していると絶妙さ.

 その証拠に、彼の訳詩はマザーグースの原曲にあわせて歌えてしまうのが多い.

 これについて語ると、長くなるのでここでは割愛しますが....

形を変えて再版される戦後マザーグースの標準作

イラストは堀内誠一さん.
雰囲気のある水彩画(?)とデッサン画が実にマッチしています.


所で、谷川版マザーグースは、異なる挿画により形を変えて出版されています.
いわば、日本における戦後マザーグースのデファクト・スタンダード(業界標準)

とりわけ、この堀内挿画版が、やはり最高峰と言えましょう(勝手な評価ですが)





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